医療介護関係者様向けよくあるご質問

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    リハビリテーション

    まず、読み方ですが以下のとおりです。
    CARB:「カーブ」です。
    POCリハ:「ピーオーシー」リハです。
    疾患別・がん患者リハは、一部を除いて包括算定であり、実施から修了までに1日平均2単位以上提供すること、1患者が算入できる単位数は1日9単位までとされています。これは2014年度改定において、包括算定リハをフレイル・認知症モデルに適応する画期的な方向転換でした。当協会では、折角の包括算定リハなのだからもっと自由なリハを、主に フレイル・認知症の患者に提供したいと思い、補完代替リハの概念をまとめました。診療報酬上の点数はつきませんが、医師に与えられた包括算定リハの裁量権として当協会が提唱している概念です。様々な制約は、疾患別やがん患者リハの単位数に組み込んで入院料を返還する羽目にならないようにするためです。しかし、いろんな利点(2019年度地域包括ケア病棟の機能等に関する調査を参照) がありま
    すので、よろしければご活用下さい。
    なお、2021年度からDPC対象病棟から自院の地域包括ケア病棟入院料へ転棟する患者は入院期間Ⅱまではリハは出来高算定(従前の同管理料の転室患者の入院期間Ⅲまでと同様) となりましたのでご注意下さい。

    少し違うと思います。過去3月の患者一人当たりの平均実績です。また、各患者個人のリハ提供期間はリハ実施開始から終了までとなります。いずれも保険診療便覧等でご確認下さい。

    少し違うと思います。過去3月の患者一人当たりの平均実績です。また、各患者個人のリハ提供期間はリハ実施開始から終了までとなります。いずれも保険診療便覧等でご確認下さい。

    良い使い方だと思います。疾患別リハだと20分の内準備と後片付けに多くを費やしてしまうケースでしょうか。仮に正味10分のリハなら、POCリハなら2人に提供でき、働き方改革にもなります。

    補完代替リハやPOCリハは、そもそもデイサービスやデイケアを受けている患者が入院した際に、それに相当するリハが病棟内で提供されない課題を解決するために、地ケア病棟新設後に当協会が提唱した経緯があります。当院では当地の厚生局に事前確認したところそれはいい取組とのことで推奨されました。しかし、補完代替リハのみの提供はリハ実施とみなされない可能性がありますので、できれば疾患別リハを提供しつつ、それを補完し、代替するリハとしてご活用下さい。

    現在CARBは補完代替リハ、POCはPOCリハと呼称しています。特に明確なものはございません。主治医の先生が実施して欲しい内容をリハ実施計画書に包括的指示として盛り込みます。

    ・“補完代替えリハビリ”は、正しくは「補完代替(ほかんだいたい)リハビリ」となりますので、ぜひ正しい呼称をお使いください。
    また、必ずしも五つに当てはめなくてはいけない、ということはありません。新ジャンルを開拓して頂ければ幸いです。
    ・Point of Careとは、「療養中の患者の傍ら」という意味ですので、POCリハビリを行う場所は、病棟でもどこでも大丈夫です。
    ・来年度の診療報酬改定では、DPCからの自院PAは、リハ出来高算定になるかもしれませんので、改定動向を注視頂くようお願いします。

    記録と包括的指示、労務管理が重要です。特に、疾患別・がん患者リハにある1日上限24単位、週108単位までという治療時間に関する規則に、補完代替リハ実施時間も含めて労務管理を行って下さい。また、疾患別・がん患者リハを本当に必要としている患者にしていない場合、R2年度改定後はリハに対する姿勢を問われるかもしれません。また、POCリハ午前10分、午後10分を、合わせて20分1単位の疾患別・がん患者リハで届出すると、入院料が返還対象となる可能性が高いです。

    はい、その様に記載しています。電子カルテなら効率よくできます。

    はい当てはまりません。補完代替リハはあくまでリハ療法士が必要です。多職種のチームで院内デイを行う場合リハ療法士が交じっていれば補完代替リハとします。

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