役員からのごあいさつ

副会長

安藤 高夫

2024年度の診療報酬改定で地域包括医療病棟が新設されたことをうけ、地域包括ケア病棟協会は地域包括ケア推進病棟協会に生まれ変わりました。地域包括医療病棟には「高齢の救急患者への包括対応」という役割が、また地域包括ケア病棟には「サブアキュート(在宅等緊急受入・在宅等予定受入)、ポストアキュート、在宅復帰支援」という役割があり、2つの病棟がともに地域で力を発揮することで、地域包括ケアシステムを支えるための屋台骨となるよう大きな期待がかけられていると感じています。新設された地域包括医療病棟を広げ、また2014年に新設されて以来大きく育った地域包括ケア病棟の質をより高めていくために、仲井会長を筆頭に、地域包括ケア推進病棟協会の会員の皆様と共に切磋琢磨していきたいと考えております。良質な地域包括ケア病棟がなければ、日本の地域包括ケアは成り立ちません。今後ともご指導ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

副会長

加藤 章信

地域包括ケア推進病棟協会副会長の加藤章信です。少子高齢化と人口減少のまっただ中にあるわが国で、「地域の医療は地域で守る」という地域包括ケアシステムの推進が当協会のミッションと存じます。盛岡市立病院は岩手県盛岡市にあり、2014年11月より地域包括ケア病棟を稼働しています。本県は全国有数の医師や医療機関が不足している地域ですが、「オール岩手」で医療機関や介護施設、在宅療養を支える関係機関等との良好な連携を模索している毎日です。皆様とともに地域包括ケア病棟ならびに地域包括医療病棟を適切に運用して、ご当地に合った生活支援型医療を提供できればと考えております。今後とも相変わらぬご指導とご支援を賜りますようお願い申し上げご挨拶とさせて頂きます。

副会長

猪口 雄二

当協会副会長を拝命しております猪口雄二です。「地域包括ケア病棟」は平成26年の診療報酬改定で新設されました。その目的は、急性期加療後の入院、在宅復帰の援助、在宅や施設等における増悪期の入院などです。創設から10年経過し、診療報酬上も改定ごとにバージョンアップされてきました。そして、令和6年改定において、高齢者救急に対応すべく「地域包括医療病棟」が新設されました。
 一方、地域包括ケア病棟協会は、診療報酬改定直後の平成26年5月に創設され、仲井倍雄会長のもと、年々レベルの高い協会へと発展してきました。日本の医療提供体制は、地域医療構想などの二次医療圏が基本と考えられがちですが、高齢者への対応、在宅医療、介護施設との連携などを考えるとき、地域包括ケアシステムを形成する市区町村がより重要となります。このほど地域包括ケア推進病棟協会へと改名し、より強く地域包括ケアシステムに貢献できる協会を目指しています。

副会長

池端 幸彦

この度、当協会第6回定時社員総会に於いて新たに理事にご選任頂き、その後の理事会で仲井会長より副会長を拝命した池端幸彦です。創設 10年目という節目の年であり、また令和6年度診療報酬改定での「地域包括医療病棟」新設を受け、協会名を「地域包括ケア推進病棟協会」と改名した大変重要な時期における大役に、身の引き締まる思いで一杯です。
私は福井県越前市で父から継承した療養病床30床(うち地ケア病床13床)1病棟の病院長で、地ケア病床は主として在宅支援病床として平均在院日数20日前後で運用しております。そんな小病院を抱えながら、現在、日本慢性期医療協会副会長、福井県医師会会長、中医協委員等の役職を併任しており、この点で少しでもお役に立てればと考えております。まずは会員の皆様の思いをしっかり受け止め、会長を補佐し少しでも当協会の発展に寄与できるよう精一杯頑張りたいと思いますので、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

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