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【閉会式】
【閉会式】
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地域包括ケア病棟・病床を
大事に育てていってほしい
加藤章信副会長(盛岡市立病院院長)
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〇加藤章信副会長(盛岡市立病院院長)
本日は、朝から夕方まで第5回地域包括ケア病棟研究大会にご参加いただきまして大変ありがとうございました。皆さま、お疲れさまでございました。この地域包括ケア病棟・病床は、地域包括ケアシステムを推進するための大変キーとなる仕かけということで運用されております。
それぞれのご施設の方たちは、それぞれの地域での実情や背景など、さまざまな中で、「の懐の深い」と言われております、この地ケア病棟、病床をそれぞれの形で活用されていらっしゃるのが現状だと思います。これから、この病棟、病床をどういうふうに、どういう方向に進めていけばいいかということについては、とても模索しておられる状況だと思います。
そういう中で、本日は、特別講演もありました。シンポジウム、パネルディスカッション、それから一般演題と大変貴重な多くの発表がありました。
オーディエンスの皆さん方にとって、大変ヒントになるご発表もあったのではないかと信じております。
本大会を企画していただきました中井修先生に深く感謝を申し上げます。それから、この発表のためにご準備をしていただきました演者の先生方にも心から御礼申し上げたいと思います。座長の先生方も大変お疲れさまでした。
この地ケア病棟、病床を、どういうふうに進めていくかということは、これからの大きい問題です。やっぱり大切にしていただきたいと思うのは、病院の都合などで、いわゆる病院のやりたいようなウォンツの運営ということではなくて、それぞれの地域の皆さん方からのニーズに合わせた運営ということを、ぜひ心がけていただきたいと思っております。
この協会はまだ5年目ですけれども、地域包括ケアシステムの実現に向けて、地域包括ケア病棟・病床をぜひ皆さん方で大事に育てていっていただきたいと考えております。
地域包括ケア病棟協会は一般社団法人化いたしましたので、ますます今後、皆さま方にお役に立つようなセミナーとか施設見学とか、こうした研究大会などを次々に、お役に立つような企画を立ててまいりたいと思っておりますので、この協会に未加入のご施設におかれましてはぜひ積極的に加入することを検討していただければと考えております。
今回の研究大会では、さまざまな課題が取り上げられました。、ご参加いただきました皆さま方が現場で抱えている問題が非常にクリアカットになってまいりました。
もちろん、本日の研究大会で全てのことが解決されたわけではないのですが、とてもいいヒントが出たと思います。
ぜひ、また次回の研究大会で、それぞれのご施設で頑張ってきた成果をお示しいただいて、そしてまた皆さま方でご検討いただけるような会にしていっていただければと考えております。
本日は、本当に長時間にわたりまして、ありがとうございました。これで総評とさせていただきます。どうも、ありがとうございました。
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日頃の成果を示していただいて
皆さんでまた勉強していきたい
戸田爲久・次期大会長(ベルピアノ病院院長)
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〇戸田爲久・次期大会長(ベルピアノ病院院長)
大阪堺市のベルピアノ病院の戸田と申します。ご指名によりまして、来年度に開催を予定しております第6回研究大会を担当させていただくこととなりました。
来年度も7月の予定です。オリンピックの前でございますので、皆さん、そぞろなところもあるかと思うんですけども、なるべく今回同様、たくさんの方にご参加いただいて、日頃の成果を示していただいて、皆さんでまた勉強していきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。来年、大阪でお会いしましょう。
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明日の病院経営、医療に、
役立たせてくださる
中井 修(第5回大会長、九段坂病院病院長)
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〇中井 修・大会長(国家公務員共済組合連合会九段坂病院病院長)
長い間、本当に皆さま、お疲れだと思います。最終的には845名の先生が来てくださいました。本当にありがとうございました。将来の日本を憂い、このような状況を、いかにどうやって乗り越えていくかという話もあり、ちょっと気が滅入るようなところがあったと思うのですけど。
私が若いころは、とにかく、いい医者は専門医だと。きちっとした専門、先端的なことをやるんだと。みんな一生懸命やってきました。ところがそのうちだんだん、もうちょっと人を見なければいけないのではないかというような話になって、全人的な医療をしろと。そしてついに、今度は地域まで見ろと。人だけじゃない。地域まで見なくちゃいけない。そういう時代になってきているのかなと思いました。
これから皆さん、今日のいろんなお話を聞いて、明日の病院経営、あるいは医療に、きっと役立たせてくださると思います。本当に本日はどうもありがとうございました。
(了)
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