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【開会式】
【開会式】
惑星直列の真っただ中、いかに取り組むか
自院が今後どういう医療を展開していくか
仲井培雄 会長(芳珠記念病院理事長)
小熊豊 大会長(砂川市立病院名誉院長)
開会式では、地域包括ケア病棟協会の仲井培雄会長(芳珠記念病院理事長)があいさつし、「トリプル改定と4つの計画の更新、国保改革などが一斉に行われた惑星直列の真っただ中、地域包括ケア病棟を有する病院の皆さまがいかにそれに取り組んでこられたかということを伺う良い機会」と期待を込めました。
続いて、第4回研究大会を指揮する小熊豊大会長(砂川市立病院名誉院長)が大会テーマにかける思いを述べた上で、「自分の病院が今後どういう医療を展開していくか、地域包括ケアをどう考えるべきかということをしっかりと討議できればいい」と呼びかけました。
■ 惑星直列の真っただ中、いかに取り組むか ── 仲井会長
〇仲井培雄会長(芳珠記念病院理事長)
本日はあいにくの雨模様であるが、連休中にもかかわらず、札幌の地に多数ご参加いただいた。
大阪北部地震、西日本豪雨と大きな災害が続いている。被災され、犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするとともに、行方不明の方の一刻も早い救出と、今なお避難を続けている皆さまへの応援の気持ちをお送りしたい。
また、今大会のシンポジストの1人である広島県庄原日赤病院の中島先生の地域も被災され、講演を取り下げられることになった。地域住民と地域復興のために東奔西走されている。私たちも当地から一刻も早い復旧を願い、災害医療や地域医療に貢献されている皆さまを応援したい。
前回の役員会で研究大会の開催地は、偶数年は地方、奇数年は首都圏周辺と決めたことを受け、今大会は砂川市立病院の小熊先生に大会長をお願いをした。小熊先生とスタッフの皆さまのご尽力で300名余りの参加者があった。
本研究のテーマは「地域包括ケア病棟(床)の展望と課題」である。今回は一般演題の募集はしていないが、厚生労働省保険局医療課の迫井課長と当協会の役員の皆さま、その他の先生方を中心にご講演いただくことになった。
トリプル改定と4つの計画の更新、国保改革などが一斉に行われた惑星直列の真っただ中、地域包括ケア病棟を有する病院の皆さまがいかにそれに取り組んでこられたかということを伺う良い機会だと思っている。
本日は皆さんと一緒に勉強できることを本当にうれしく思っている。
■ 自院が今後どういう医療を展開していくか ── 小熊大会長
〇小熊豊大会長(砂川市立病院名誉院長)
本大会は、平成30年度改定と今後の方向性を1つのテーマにした。もう1つは、地域包括ケア病棟の抱える問題や課題を、地域包括ケアシステムと組み合わせてディスカッションしようと考えたところである。
連休中にもかかわらずお集まりいただき感謝する。いま申し上げた2つのテーマで、自分の病院が今後どういう医療を展開していくか、地域包括ケアをどう考えるべきかということをしっかりと討議できればいいと思っている。
本日1日、よろしくお願い申し上げる。
(了)
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